めも:DNS設定・AレコードとCNAMEレコードの違い
オンプレ環境からAWSに切り替える際に、
よくわからなかったのを調べてなんとなく理解したのでメモ。
LPICにも出るのかな?
ドメイン名とIPアドレスのリレーションシップ
ドメイン名:IPアドレス=1:n
IPアドレス:ドメイン名=1:n
AレコードとCNAMEレコード
Aレコード
ドメイン名に対応するIPアドレスを「ドメイン名:IPアドレス=1:n」で定義
「ドメイン1.jp IN A 192.168.10.1」
「ドメイン2.jp IN A 192.168.19.1」...
と定義すれば、「IPアドレス:ドメイン名=1:n」と定義できる。
「ドメインX IN A IPアドレスY」と記載し、
「このドメインXの、IPアドレスはYですよ」という定義内容。
CNAMEレコード
すでにAレコードで定義されているドメイン名とは別名で定義する。
「ドメイン名:参照ドメイン名」
と定義することで、「IPアドレス:ドメイン名=1:n」と定義できる。
「ドメインZ IN CNAME 参照ドメインX」と記載し、
「このドメインZは、ドメインXを参照し、
ドメインXで定義されているIPアドレスYですよ」という定義内容。
まとめ
Aレコード…ドメインとIPの関係を直接的に定義
CNAMEレコード…ドメイン名を別ドメインとして定義
※注意点
CNAMEを設定した時は、他のレコードを設定できない
⇒他のレコード(NS, A, TXT, SOA etc...)を設定してしまうと、正しく名前解決ができない
間違ってたらこっそり教えてください。。
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